双極性障害というのは、誰しも、
一生に一回はその状態に陥ると言われています。
また、男女に全く関係なく、どちらの性であれ、
100人に1人は双極性障害を患うものであると言われています。
しかし、あまり知られていないのが、
うつ病であると診断された方の10人に1人が、
最終的には双極性障害だと判断されるということです。
この場合、次の二つにケースが分かれます。
1. うつ病として診断を受けたとき、実際に躁の傾向がなかった。
2. 本当は双極性障害であるのに、あるいは軽躁のため見落とされた。
また、この双極性障害というのは、だいたい、
30歳前後で発症することが多いと言われています。
鬱が最初なのか、躁が最初なのかは、半々であるようです。
わたしの場合は、うつの症状がつらすぎて心療内科に行ったのが最初ですが、
もしかしたら、仕事に熱中するときの自分は、
かなり普通の同僚たちと比べても熱の入りようがすごくて、
睡眠や食事を忘れて目的を達成するまでやめられないという、
まるで意志にとりつかれたような状態になることがありました。
これは、躁の状態だったのかもしれません。
とてつもなく自信がありましたし、また、
あまりにも熱中するためか、会社では誰より結果を出せていました。
それがある日とつぜん、調子が悪いなぁと思うようになり、
最初はあまり気にしませんでしたが、
そこからは、けっこう早かったと思います。
なので、わたしは躁が最初だったのかもしれません。
ただし、この状態を躁だというのであれば、
わたしは今でも躁が治っていないのかもしれませんね。
他人様に自分の躁のせいで迷惑をかけることはなくなったものの、
万能感というか、すごい力がわいてくるときがあり、
これは躁と見なすべきなのか、分かりません。
精神の病気はほとんど解明されませんが、
ひじょうに判断が難しいことがあります。
ただ、言えることは、おかしいなと思ったら、
現代ですから、お医者さんの意見を聞きに行くのも重要だと思います。
我慢して頑張っていると、いきなり落ちる場合があります。
わたしの勤務先でも、やはりうつ病の方はおられますが、
1人は、すごく明るく元気な女性だったのに、
いきなり全く出勤できなくなってやめてしまったことがあります。
驚きました。
このようなことにならないためにも、
たしかに、病院にはあたりはずれはあると思いますが、
色々意見を聞くのはいいと思います。
あとは、本当に、休むことですね。
とにかく自分をよしよししてやってください。
知らないうちに、心というのは、限界を迎えていることがありますからね。
病気でも痛みに気づいたときは手遅れということがあります。
心も同じなので、なにごとも早期対策が重要だと思います。
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